出雲縁結び[4]:しんじ湖温泉-出雲大社
縁結びツーリングの2日目は、最大の目的地である出雲大社を目指します。言わずと知れた、八百万の神さまの集う土地。
縁結びとは恋愛だけではなく、人と人はもちろんのこと、お仕事や物事のタイミングなど、いろんな”縁”を結んでくれるんです。
そんな出雲大社までは宿泊したしんじ湖温泉からは約35kmほどの道のり。
今回は宍道湖湖畔の自転車道と出雲路自転車道の2つを乗り継いで、参拝ツーリングです。
しんじ湖温泉からは、西へ向かって湖畔沿いの道を進みます。
自転車道とはいえ歩道との共用区間。慣れた人であれば、車道の左端を進む方が楽かもしれません。
案内の看板はたくさん出ているので、道に間違う心配はないでしょう。
地元の私鉄・一畑電車の線路と平行して西に進むので、時折可愛らしい電車とすれ違うのもまた楽しみのひとつ。
運が良ければ”ご縁電車・しまねっこ号”とすれ違うことも。
15kmほど進むと、出雲路自転車道に入ります。こちらの道は宍道湖湖畔から始まる自転車道。斐伊川、高瀬川沿いに西に向かい、海岸線にでて、稲佐の浜が終点となる、全長30.9kmのコースです。
国道431号線を進むより10kmほど距離は伸びますが、整備された専用道は快適で景色も楽しめるのでオススメですよ。
朝に旅館を出た時は晴れていましたが、この辺りに来ると雲が増えてきました。この土地では”弁当忘れても傘忘れるな”という格言があるほど、お天気が変わりやすいそうです。
風も偏西風の影響で西風のことが多いようですね。
雲行きが怪しくなってきたので、出雲ドームが見えてきたあたりで、国道431号線にルートを変更して、出雲大社を目指します。