多摩湖サイクリングロード[1]:三鷹駅から小平
今年の夏も暑さが厳しいですね。そんな時でも「ブロンプトンと遊びたい!」と思うのが、ブロンプトン乗りの宿命です。
暑い夏でも安全に楽しく乗るにはどうしたらいいでしょうか?
大切なのは、ルートの選び方です。一番いいのは、爽やかな高原でサイクリングすることですが、なかなかそれも難しいですよね。
となるとなるべく日陰が多くて、クルマ通りの少ない道を選ぶのがベストです。それが海や川など、水辺が近ければより一層、涼しさを感じられるはず。
今回は東京の郊外、西東京市から始まる”多摩湖サイクリングロード”をご紹介します。
この道はかつての水道導水路上の直線部分と、その上流の多摩湖(村上貯水池)湖畔の2つの部分から成り立っています。
三鷹駅から程近い関町5丁目交差点が東の始点です。
クルマ一台分ほどの自転車道としてはかなりゆとりのある幅が確保され、ちゃんと中央にはセンターラインが引かれています。
生活道路としても活用されていて、お買い物のおばちゃんや犬の散歩、自転車で遊びに行く子供達でサイクリングロードはいつも賑わっています。そのおかげで自転車道にしては通りのいたるところに、うどん屋さんやカフェ、駄菓子屋さんなどが点在していて、休憩に困ることはありません。
これも暑い中でサイクリングする時に重要なポイントですね。とにかくこまめな休憩が大切です。
走り出してすぐに”小平ふるさと村”があります。
この辺りにあった農家の屋敷や小平で最初にできた郵便局が保存されているなど、郷土資料館のようになっています。涼しげに風鈴が飾られていたり、ベーゴマや竹とんぼの素朴な民芸玩具で遊べたりします。
入り口の売店では小平名物のブルーベリーのお菓子も売られていて、ご当地おやつも手軽に手に入るスポットです。
多摩湖サイクリングロードは車止めが多いものの、その大部分が木立の中を通っているので、真夏の暑い日にも比較的快適にサイクリング可能です。
それでも水分補給はとっても大事!ということで、サイクリングロード横に立っていた”かき氷””おだんご”の幟を目ざとく見つけ、地元のコアな和菓子屋”つくば”さんで懐かしいスタイルのかき氷でクールダウン。
おいなりさんやみたらし団子が60円と、まるで昭和そのもの。かんぴょうの海苔巻きはなんと30円でした。
サイクリングロードは時には小平の駅前に合流したりしながら、進路を西に進めます。特に迷うこともなく、快適に走れるのがサイクリングロードのいいところですよね!